いとめづらし

漫画アニメの備忘録等をたまに書きます。

【プレイ日記】DQ11S-酔い去りし時を求めて- part66【エンディング】

前回は決戦準備を過剰なレベルで済ませて、今回はいよいよ邪神ニズゼルファとの決戦に向かいます。

 

f:id:itome_tsuru:20210213215840p:plain

天空のフルートを吹いて、ケトスに搭乗。

 

f:id:itome_tsuru:20210213215856p:plain

討ち入りじゃあぁぁ~~~!(ドコドコドコドコ)

 

f:id:itome_tsuru:20210213215904p:plain

f:id:itome_tsuru:20210213215912p:plain

在りし日のローシュたちのように、禍々しい黒い太陽と対峙する主人公たち。

 

f:id:itome_tsuru:20210213215920p:plain

そしてケトスのツノからエネルギーが放出されはじめ……

 

f:id:itome_tsuru:20210213215928p:plain

ダイナミックお邪魔します!!

 

f:id:itome_tsuru:20210213215944p:plain

f:id:itome_tsuru:20210213223839p:plain

踏ん張る黒い太陽、しかしケトスと主人公が気合を入れるとその結界も徐々にヒビが入り始め……

 

f:id:itome_tsuru:20210213223847p:plain

ついに結界内への突入に成功する。

 

f:id:itome_tsuru:20210213223855p:plain

はえ~すっごい綺麗……銀河のような……というかそのままずばり宇宙モチーフなんだろうな。ニズゼルファ自体が外からやってきた邪神って話だったし、要は宇宙からの侵略者なんだろう。

 

f:id:itome_tsuru:20210213223905p:plain

そしてニズゼルファ特有の、謎発音なのに意味だけは理解できる奇妙な言葉が響き渡る。元人間のウルノーガはもとより魔物でさえ普通にしゃべるのにこいつだけ逆再生ぽい謎発音なのも、大樹の理の外から来た宇宙人(宇宙神?)だからってことか。なるほどなぁ。

 

f:id:itome_tsuru:20210213223914p:plain

\出たぁ/

 

f:id:itome_tsuru:20210213223923p:plain

ああ、よく見るとこのダッサい顔マスクっぽいな……宇宙服モチーフ? 

 

f:id:itome_tsuru:20210213223933p:plain

f:id:itome_tsuru:20210213223945p:plain

f:id:itome_tsuru:20210213223953p:plain

そして闇の中よりその全貌を現すニズゼルファ。マスクのせいか、どことなくクロノトリガーラヴォス最終形態を思わせるね。身体のボコボコはクレーターか。

 

f:id:itome_tsuru:20210213224012p:plain

f:id:itome_tsuru:20210213224022p:plain

大樹の魂、聖竜が残したのか。その辺の前後関係気になるなぁ。そしてなんかゾーマ様みたいなこと言い出すニズゼルファ。

 

f:id:itome_tsuru:20210213224032p:plain

f:id:itome_tsuru:20210213224042p:plain

左肩に聖竜様いるから勝てるっしょ(適当)

 

f:id:itome_tsuru:20210213224052p:plain

f:id:itome_tsuru:20210213224101p:plain

それぞれ決意を固める仲間たち。

 

f:id:itome_tsuru:20210213224109p:plain

f:id:itome_tsuru:20210213224118p:plain

うおお最終決戦……!!

 

f:id:itome_tsuru:20210214104150p:plain

f:id:itome_tsuru:20210213224135p:plain

するとケトスが魔法陣を主人公たちの足元に展開し、すこし浮かすことで戦いやすくしてくれる。蒼天魔斬で背中バンバン斬られまくるレティスの二の舞になりたくなかっただけでは?

 

f:id:itome_tsuru:20210213224152p:plain

f:id:itome_tsuru:20210213224205p:plain

そしてBGMも変わらずぬるっとバトルスタート、VS邪神ニズゼルファ!

 

f:id:itome_tsuru:20210213224215p:plain

とりあえず攻撃重視で主人公・マルティナ・ベロニカ・セーニャで挑む。とはいえ事前に試練の里でも言われたし、BGM的にも明らかに闇の衣を剝いでからじゃないと意味ないだろうな。

 

f:id:itome_tsuru:20210213224225p:plain

主人公が勇者のつるぎを使うまで暇なので、最終決戦でも構わずデビルモードを発動するマルティナ。

 

f:id:itome_tsuru:20210213224234p:plain

ああ、ご丁寧にメッセージまで出るのね。

 

f:id:itome_tsuru:20210213224244p:plain

f:id:itome_tsuru:20210213224302p:plain

f:id:itome_tsuru:20210213224311p:plain

初ターンの相手の行動は薙ぎ払い・笑い・しゃくねつ。無駄行動挟まってるのはデカいな、逆に言うと無駄行動ないターンは後衛死ぬかも。

 

f:id:itome_tsuru:20210213224328p:plain

そして主人公が勇者のつるぎ・真を高く掲げる!

 

f:id:itome_tsuru:20210213224336p:plain

f:id:itome_tsuru:20210213224345p:plain

まばゆいばかりの光が広がると、ニズゼルファが纏っていた闇の衣が剥がれ落ち……

 

f:id:itome_tsuru:20210213224405p:plain

身体の色、緑だったんかい!! 緑だとデスピサロみが凄いな……

 

f:id:itome_tsuru:20210213224416p:plain

そのまんまゾーマ様のセリフ言っちゃったよ。

 

f:id:itome_tsuru:20210213224435p:plain

腕の中でもがき苦しめというだけあって、ニズゼルファはクラーゴンとかデスタムーアとかと一緒で右腕と左腕が別パーツの様子。

 

f:id:itome_tsuru:20210213224445p:plain

f:id:itome_tsuru:20210213224454p:plain

ニズゼルファが右腕からけがれたきりを発射してくる。うげぇ、やっぱ状態異常攻撃してくるか。でもまあ呪文耐性ならセーフな部類か、マルティナはHP多いし。多分だけどこれ他にも異常付与してくる技なんだろうなー、耐性装備揃えといてよかった。

 

f:id:itome_tsuru:20210213224503p:plain

流石に呪文攻撃も手痛いダメージだが……耐えられない程じゃないな。

 

f:id:itome_tsuru:20210213224512p:plain

f:id:itome_tsuru:20210213224520p:plain

f:id:itome_tsuru:20210213224528p:plain

ギガブレイクイオグランデでドンドン攻めていき、回復はセーニャのベホマラーでなんとかする。(今見たら杖二刀流から盾に持ち替え忘れてるじゃん、前回のドヤ顔解説何だったの)

 

f:id:itome_tsuru:20210213224540p:plain

f:id:itome_tsuru:20210213224548p:plain

そして両腕を同時撃破に成功! いいねいいね、装備揃えた成果が見えるよ。

 

f:id:itome_tsuru:20210213224557p:plain

f:id:itome_tsuru:20210213224607p:plain

すると、ニズゼルファのマスクの片目部分が崩れ落ちる。ダメージ蓄積されて来たっていう演出かな? 卵の殻からヒナが出てくるときみたいになってんな。

 

f:id:itome_tsuru:20210214111403p:plain

f:id:itome_tsuru:20210213224617p:plain

ニズゼルファの妖しい瞳……回避! あれこれ回避できるんだ!? これもラスボスお決まりの特技だけど、しんどいんだよなぁ。そうか耐性効くようになったのか、それとも命中率が下がったのか?

 

f:id:itome_tsuru:20210213224626p:plain

なんせ相手の物理火力がそこまででもないし、状態異常攻撃がほぼ無駄行動なのがデカい。主人公もはやぶさ斬りを超えた最強火力・剣の舞でバシバシ攻撃に回る。

 

f:id:itome_tsuru:20210213224646p:plain

ん~~さすがにいてつく波動は覚えてるか。

 

f:id:itome_tsuru:20210213224653p:plain

しかしそれにもメゲずに攻撃を続けると……

 

f:id:itome_tsuru:20210213224703p:plain

f:id:itome_tsuru:20210213224721p:plain

ついにマスクがはじけ飛び、その本性を現すニズゼルファ。なんとも言い難いこの不気味な顔よ。

 

f:id:itome_tsuru:20210214131544p:plain

f:id:itome_tsuru:20210214131546p:plain

……いやいや邪神様、2回攻撃で無駄行動ありは緩すぎるんじゃないかい?

 

f:id:itome_tsuru:20210213224730p:plain

f:id:itome_tsuru:20210213224738p:plain

属性ダメージもカットし妖しい瞳もシャットアウトして、アタッカー3人が心置きなく攻撃に専念できるこの状況、気持ち良すぎる。まあぶっちゃけ妖しい瞳は必中のままでも良かった気はするけど……

 

f:id:itome_tsuru:20210213224746p:plain

f:id:itome_tsuru:20210213224756p:plain

そして最後にベロニカが放ったメラガイアーが……

 

f:id:itome_tsuru:20210213224806p:plain

f:id:itome_tsuru:20210213224818p:plain

邪神ニズゼルファへのトドメとなる。

 

f:id:itome_tsuru:20210213224826p:plain

終わった……

……完全に装備揃えすぎ&レベル上げ過ぎだったな……

 

 

<お知らせ>ここから先は画像投稿に関するガイドラインに従い、文字のみでお送りします。あとプレイヤーの心の声は小さめのフォントでお送りします。

 

 

耳障りな断末魔をあげるニズゼルファ。

 

「一度ならず二度までも…… このわたしが……敗れるとは……」

「だが……! 光が闇を凌駕するなど……ありえぬこと…………」

「我が肉体滅びようとも……我が魂は永遠なり……」

 

しかし、ひび割れ滅びゆくニズゼルファの肉体からあふれ出てくるのは、闇ではなく光だった。

 

「光……なんだ この光は……!! ま…まぶしい……」

「グオオオオオオォォォ…………!!」

 

こうしてニズゼルファは光に包まれ爆発四散し、主人公たちを乗せたケトスは黒い太陽の中から脱出する。そして黒い太陽は跡形もなく消滅していった。光の粒子が主人公たちに優しく降り注ぐ。

 

ロウ「終わった……」

 

長い長い旅、そして神話の時代のローシュから続く邪神との戦いの終わりに、感慨深げにする仲間たち。しかし主人公は思いつめた顔をして手の甲のアザを見つめていた(勇者衣装の籠手のせいでアザが見えねえ)

 

ベロニカ「……そっか。助けてあげたいんだね。あの人のこと……」

ベロニカ「行きましょ。彼女のもとへ」

 

そしてケトスが向かった先は……忘れられた塔。

 

時の番人「また あいましたね。ふしぎな たびびとたちよ……」

時の番人「もう ここには ようはないはず。いったい なにをしに きたのですか?」

 

時の番人に左手をかざす主人公。光るアザをみて驚いた様子の時の番人を、光が包み込む。すると、時の番人の姿が変わり……

 

セニカ「あなたは……」

 

元の姿に戻ったセニカに、勇者のつるぎ(ローシュの作った真の方だろう)を手渡す主人公。そして主人公の左手にセニカの右手が近づくと、なんと勇者の紋章がセニカへと移ってしまった。そんなことできんの!? っていうか助けるってそういうことか!!?!!??!マジか!?!!?!!

 

セニカ「まさか私をあの時へ……?」

 

微笑んでうなずく主人公。そしてセニカは、あの時は破壊できなかった時のオーブに向き直る。勇者の力を得た手に勇者の剣を振りかぶり、時のオーブに振り下ろす。

今度こそ崩れゆく時のオーブ。光に包まれながらセニカは一度だけこちらに振り向き頷くと、過ぎ去りし時へと旅立っていった。今度こそ、最愛の人を救うために。

 

「ありがとう 勇気ある者たちよ」

 

折れることなく残った勇者のつるぎを手に取り、セニカを見送った主人公。

 

マルティナ「愛する人に……会えるといいわね」

カミュ「不思議だな。こういうことが かつて あったような気がする」

 

 

そして邪神を倒し平和を取り戻した主人公たちは、それぞれの故郷へ戻り穏やかな日々を過ごすこととなった。マルティナも少しの間デルカダールに戻ることにしたようだ。

そんなある日、主人公はいつものように村でのんびりと過ごしていた。復興の際呼んだ助っ人たちも居心地がいいのか未だにイシの村にいてくれており、ルパスなどは村の女性と再婚して定住を決めた程だ。

 

エマ「ジートメが旅立った日を覚えてる?私 あなたのことが心配で心配で 手作りのお守りを渡したよね」

エマ「もう ずいぶん遠い日のように感じるわ。あのときは あなたが世界を救って帰ってくるなんて思いもしなかったけど」

エマ「でも あなたが世界の英雄になっても 私たちは何も変わらないよね。ずっと一緒にこの村で生きていきましょう」

 

マルティナと同棲してるから今まで通りの距離感だとちょっとあれな気がしないこともないような、こっちが気にしすぎな気がしないこともないような……そんな会話を楽しんだり、ムンババの喜びの歌を聞いたりしながら散歩していると、村の入り口に見慣れた姿を見かける。

 

ベロニカ「よっ ジートメ。元気してた?」

セーニャ「ごぶさたしております ジートメさま。こうしてお会いするのは 邪神ニズゼルファとの戦い以来ですわね」

 

久しぶりに再会した姉妹によると、かつて大樹に勇者のつるぎを奉納したセニカにならい、自分たちも命の大樹につるぎを納めようと思い立ったとのこと。

 

ベロニカ「……というわけで どう ジートメ? 命の大樹までの短い時間だけど もう一度あたしたちと旅に出てみない?」

 

未来のために大樹につるぎを納めることの重要さを感じるのと同じくらい、もう一度旅をしないかという誘いに心躍るものを感じ、快諾する主人公。母やエマに挨拶をすませ、命の大樹への旅をはじめる。多分誰もルーラ使おうぜとか言い出さず、冒険を懐かしみながら歩いて旅したんだろうなぁ。

 

そして短い旅の終着点、命の大樹へと辿り着く主人公たち。

 

セーニャ「ジートメさま ひさしぶりに一緒に旅ができてとても楽しかったです。相変わらずにぎやかな旅でしたね」

セーニャ「勇者のつるぎを命の大樹に返したらこの旅も終わりかと思うと さみしいですが 終わりは新たな始まりの合図でもあります」

セーニャ「……ジートメさま。いつか また 一緒に旅ができるといいですわね」

 

大樹の魂は、いつも通り穏やかな光を放っていた。

 

セーニャ「はじめに光ありき……」

セーニャ「神話の一節によれば もともとこの世界は闇におおわれた死の大地だったと言われています」

セーニャ「そこに命の大樹の光が降りそそぎ 緑豊かな美しい世界……ロトゼタシアが生まれたそうですわ」

セーニャ「ここは私たちの……命のふるさとなのかもしれませんね」

 

ん? つまりニズゼルファの闇が先にあったってことか……? ってことはもしかして、突然外からやってきた邪神というよりは命の大樹VSニズゼルファの支配権争い的な話だった?

そして主人公が勇者のつるぎをかざすと、つるぎは大樹の魂へと吸い込まれていき、まばゆい光を放つ。目を開いた3人が見たものは、つるぎと、そして黄金に輝く巨大な竜の姿だった。

 

「ようやく会えましたね 光の子らよ」

「私は命の大樹のもうひとつの姿……かつて聖竜と呼ばれていたもの」

 

聖竜=命の大樹なん!?!?!?!?

聖竜は静かに語り始める。かつて邪神ニズゼルファとの戦いに敗れ、聖竜は命を落とした。聖竜の命は光の源であり、その死と共に光は時のかなたに葬られて世界は闇に飲まれてしまった。

 

「しかし 私と共に戦った神の民……」

「彼らの願いが奇跡を起こし 私の失われた時がふたたび動き出したのです」

 

死して横たわる聖竜に降り注ぐ雨のようなしずく。そのひとつひとつがヨッチ族の姿を取り、時間が巻き戻るかのように聖竜は復活した。そして聖竜は命の大樹となり、ロトゼタシアを作ったのだった。いつかニズゼルファを討ち滅ぼす勇敢なる者たちが巡り合うことを願って。

 

「そして あなたはやりとげたのです」

ジートメ あなたこそ ロトゼタシアを救ったまことの勇者……」

 

そしてBGMが鳴り始める。「序曲」が。

 

「あなたはこれより ロトの勇者として語り継がれ 皆の希望の架け橋となるでしょう」

 

ちょちょちょちょちょえ!!?!?!? ロトの勇者!?!!?!?!? いや待て待て待てあっ、もしかして、もしかしてこれあれなのか、ロトシリーズのはじまりの物語なのか!?!?!? 過去作リスペクトめちゃくちゃ多いな~と思ってたらそういうこと!!?!?!?

 

「ロトの勇者ジートメよ 光ある限り闇もまたあります」

「もしかしたら 私自身が闇に染まることもあるかもしれません」

 

あ……これ……りゅうおうのことか!!!! 本人かはわからんけどりゅうおうのことだろ!!!

 

「その時はどうか この剣を手に……」

 

そう言うと、聖竜は光となり消えてゆく。

 

過ぎ去りし時を求めて

 

勇者のつるぎの宝玉に主人公の顔が映り、そして勇者のつるぎがアップになる。そして再び勇者のつるぎからカメラが離れると、場面が移り変わっている。

地面に刺さったつるぎを前にしながら、崖の先を臨む戦士のような姿の青年。つるぎを手に取った彼が見つめる先にあったのは、岩に包まれ邪悪な気を発する城であった……

 

しょ、初代だああああああああああああああああ~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!うわああああああああ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

すげぇ……マジか……こんなことしてええんか……こんなん集大成オブ集大成というかもはや禁じ手だろ……しかしこの納得感と感動はなんなんだ……!!!!!!

 

そしてスタッフロールが流れ始める。そこに流れるのはスタッフ・キャストの名前と、歴代ドラゴンクエストの映像だった。

続々と流れる過去作のエピソード。ロゴの移り変わりの演出すげぇイカしてる~~~!それぞれ印象深いシーンのうちからいくつかがセレクトされている。

1は世界の半分を貰うシーン(貰うなや)、2はシドー戦(奇襲するラスボスの屑を許すな)、3はラーミア誕生(最高)、4はデスピサロ(相変わらず顔生えてくるところキモくて良い)、5は結婚相手を決めるシーン(ルドマンに向かって進んだところで映像が終わるの完璧でしょ)、6はダークドレアムにボコられるデスタムーア(やめたれ)、7は謎の遺跡が開く瞬間(この瞬間を思うとキーファいなかったら世界滅んでたという事実)、8はチャゴスにトカゲを落とすシーン(クソどうでもいい場面で草)、9はメタルキング狩りをするシーン(スタッフまさゆき好きすぎだろ)、10はアンルシアという女性が敵と切り結ぶシーン(10もシナリオ興味あるんすよねぇ)などなど……

 

そしてスタッフロールが終わり、最後に流れる映像。山の中を歩くローシュの後ろ姿の映像と、気を失っているセニカの映像が別々に表示される。

目を覚ましたセニカは歩き出し、とうとう追い求めた後姿を見つける。その名を呼ぶセニカ。振り返るローシュ。必死に駆け寄るセニカをローシュが迎える。

取り合ったふたりの手には、ともに勇者の紋章が光り輝いていた……

 

 

場面は変わり、一枚の絵が現れる。それは白黒の、本の挿絵だった。大樹を見つめる勇者らしき人物の傍には、どこかで見たような7人の仲間の姿が描かれている。

表紙には聖竜らしき竜が、背表紙には勇者の紋章が刻印された赤い本を眺め終え、本棚にしまう女性。本棚にはその本とは別に、同じく勇者のしるしが刻まれた緑色の本もあった。セニカが過ぎ去りし時を求めた後の勇者ローシュの物語は、あのあとどうなったのだろうか。

 

そして女性は階段を上り、部屋の扉を開ける。そこには布団にくるまりベッドで眠る少年の姿が。

 

「おきなさい おきなさい」

「わたしの かわいい ぼうや」

 

「今日は お前が はじめて お城へ行く日だったでしょう」

 

 

f:id:itome_tsuru:20210213224835p:plain

 

 

はぁ…………一言いいすか…………

 

 

粋すぎぃ!!!!!!!!!!!!

 

いや……マジで……誰がここまでやれと言った。こんな……ここまで完璧に構成して物語を作れと誰が……

いやもう、涙もそりゃ出るけどそれ以上に脱力感が凄い。ここまで感情移入しきってゲームやって、で最後の最後にこの展開ですよ……全身から力抜け落ちるよね、こんなん。してやられた!って感じ。いやもう序曲流れてDQ1のシーンに移行した瞬間ファ!?って感じだったし、DQ3ロトシリーズ始まりへとつながる終わり方がね、もう完璧中の完璧。

 

というか今知ったんだけど、このDQ11ってドラゴンクエストシリーズ30周年記念作品だったんだね。どうりで過去作リスペクトが凄いわけだ……にしてもよ。正直「さすがに過剰では?」って思えるくらい(ローシュとか、その名前はやりすぎでは!?という気持ちもちょっとあった)過去作要素あったよね。

でも、だからこそこの終わり方は納得いきましたね。

いやだって、今さらロトシリーズに「実はこの作品がそのはじまりだったのです!」って付け足すの滅茶苦茶勇気ある選択だと思うよ? 生半可な作品だったら絶対許せないでしょ。でもこのDQ11を長いことプレイして、いっぱい楽しんで、ドラクエシリーズへの愛を感じて、それで「あなたこそロトの勇者です」って言われたらそりゃもう嬉しいよね。はじまりの瞬間に立ち会えたんだもん。

 

いや~~まさか、過ぎ去りし時を求めて過去の過去へ向かっていたのは自分たちプレイヤーだったとはね……こりゃもうかなわん!!降参!!!超名作!!!!!!

 

まだまだ語りたいことはあるんだけど、プレイ通じての感想とかはまた今度にして、今回はいったんここまでにしますか。

次回以降ですが残したエピソードとかコンテンツ(ドゥルダの試練制覇と冒険の書の世界コンプリートはやりたい)やって、それも終わったら数回に分けて感想書こうかな……と思ってます。

ひとまずこれにてエンディングということで……

 

ここまでご覧いただき、ありがとうございました。

 

戦いの記録

主人公:Lv83 カミュ:Lv85 ベロニカ:Lv85 セーニャ:Lv80 シルビア:Lv82 ロウ:Lv80 マルティナ:Lv82 グレイグ:Lv83

冒険した時間:86時間29分

戦闘勝利回数:1113回

倒したモンスターの数:2692匹

ふしぎな鍛冶をした回数:224回

獲得した称号の数:141こ

 

このページで利用している株式会社スクウェア・エニックスを代表とする共同著作者が権利を所有する画像の転載・配布は禁止いたします。
(C) ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX All Rights Reserved.