【プレイ日記】DQ11S-酔い去りし時を求めて- part17【ナギムナー村】
前回、人魚の探し人を求めてイカ狩りに出かけるところからスタート。前回できなかった村探索をちょっと行う。
毎朝大砲をぶっ放すのが日課というめぐみんの60年後みたいなおばあちゃんに大砲を譲ってもらう。弾は入っていない空砲だが、クラーゴンはこの音を聞くと怯えるという。ダーハルーネで襲われた時も大砲で撃退してたっけ、そういえば。
あとは適当に装備を更新したりして、さっそくイカ退治中の船団のもとに。
男たちはしきりに何かを叫んでいるが、主人公たちは聞き取れない。多分上だーって言ってる。
うずらってことはねえだろ。
オタ芸みたいなポーズで天を指さす漁師。いやでもクラーケン退治で上って謎だな、どういう状況?
いやそうはならんやろ。
なっとる!!やろがい!!
そして再びの登場・クラーゴン。初出時にクラーケンの「ケ」が使えないから仕方なくクラーゴンという名前になったとかならなかったとか聞いたことある気がする。
と、ここでおばあちゃんから譲り受けた大砲登場。スルメにおなり、使ってみたい言葉だ。
スルメなのかマリネなのかハッキリしろ。とにかく空砲の衝撃に怯んだクラーゴンとのバトル開始。
で、実際どんな効果かというと……
3部位全体メダパニ+攻防1ランクダウン。効きすぎィ!!
2本の脚をチョキチョキ切り裂いたり蹴り飛ばしたりして悠々撃破し、残るは本体のみ。ここまでノーダメージ、クモより足多い癖にこのクソ雑魚ぶり恥ずかしくないの?
辛うじて正気に戻ったクラーゴンが爆裂拳やこおりつく息で反撃するも……
シルビア覚えたてのハッスルハッスルであっさり全快。いやこの技相変わらずクッソ便利だな……
最後ははやぶさ斬りで主人公が180近いダメージを出すと……
マルティナバニーが尻一発で同等のダメージを与え、クラーゴンにトドメを刺した。ケツは剣より強し。
兎と烏賊、交わるはずのない2種族のヒエラルキーが決定した瞬間である。
無事クラーゴンを倒したことで漁師たちは大喜び、そのまま村での祝賀会にお呼ばれすることとなった。
ナギムナーディビジョン!?
ベロンベロンの褐色シスター。
治療しているはずがケガ人を増やしているセーニャ。仮病だから全員コンブ貼っとけ。
……と皆が宴を満喫する中、村に来た目的であるキナイを探して村をうろうろする主人公とロリとバニー。桟橋で橋を修理している青年がキナイだと言われ、話をしてみることに。
あ~~~すんなり終わらないよねぇ~~~……
ああ~~やっぱそういう感じになるよねえ~~~…… 人魚と人間の時間感覚、差あるよね~~……もうこのエピソード幸せに終わる可能性0じゃん……
前回見た紙芝居は伝説などではなく、50年ほど前に実際にあった話だったそうだ。そしてその人魚に魅入られた漁師というのがキナイの祖父、キナイ・ユキだという。キナイはその話の続きを教えてくれた。
・キナイ・ユキが幽閉されて10年後、許嫁(ダナトラ)は別の男と結婚し子を授かった
・ある日大嵐があり、船に乗り合わせた村長とダナトラの夫が死んだ
・後を追うようにダナトラと赤ん坊も失踪した
・村人たちは人魚の呪いに違いないとキナイ・ユキの元に詰めかけた
・そこには赤子を抱えてぼうっと立っているキナイ・ユキの姿があった
・村人たちはその赤子を人魚の子と恐れ、一層寄り付かなくなった
おお、もう……
実際にキナイが人魚の血を引いているかはともかく、この生い立ちのせいで随分と苦労し、人魚への憎しみも深い様子。多分ダナトラの子だとは思うんだけども……
いい機会だから人魚に渡してほしいものがある、とキナイにしじまヶ浜に来るように言われる。
キナイ・ユキが幽閉されたしじまヶ浜は、その前からナギムナー村の共同墓地として利用されていたようだ。確かに教会の裏手にあるもんな。
キナイから「約束のベール」を預かる。キナイ・ユキが死の床で握りしめていたらしい。……そうじゃんこのこと報告しなきゃじゃん……勘弁してくれよなー。
キナイの母親(ユキが拾ってきた赤子)は、ユキが死んでからようやく村の男と結婚し、だんだんと村に馴染めるようになったらしい。もうこれ以上過去の呪いを蒸し返さないでほしい、と告げられ白の入り江に戻る一行。
ゲームの話でも気が重いなぁ……と思いつつ仲間に話しかけてみると……
……えっ?
いや、えっ、まさか選択制!?!? シナリオ上で自動的に話してくれよ!!!
ぐわああああああ賛成2反対2~~~!!!!(マルティナとロウは明言せず)
嘘だろドラクエ、こんなところでロールプレイングゲームの本質出してくんなよ!!
とりあえずロミアに話しかけてみることに。
やだ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!
「真実を告げますか?」じゃなくて「ウソをつきますか?」なのマジでやめろや!!!
いや本当のこと言うのは簡単だけどさぁ、これ言ったら死ぬやん絶対。で、でもな~~ほっといたらこのまま死ぬまで待ってるんじゃねえのこの子……セーニャの「どんなことでも大切な人のことを知りたいと思う」って気持ちもわかるしさ~~…… 正直に言っても嘘ついてももうユキとは一生会えない訳でどっちも一緒なのか……? いやーでもなー……
誇張抜きで5分以上悩んだあげく、出した結論は……
真実を告げた。
どうしても信じられない、主人公が会ったというキナイに会わせてほしいと言うロミア。ロミアを連れナギムナー村のしじまヶ浜に向かい、キナイを呼んでくることに。
キナイとロミアが相対する。本物の人魚を見て驚愕するキナイ。
キナイの顔を見て、自分の待つキナイではないことを悟るロミア。
墓まで他と引き離すこたねえだろ……
50年待ってたってことだよな……いくら長命とはいえ相当だ。
ロミアは主人公への感謝と、お礼の品は白の入り江に置いてきたことを告げた。や、やめろ……最後までって言うのやめろ……
どうか行かないで……(届かぬ願い)
約束のベールを纏い、歌いだすロミア。悲しげな唄がしじまヶ浜に響き渡る。
すると、ロミアの尾が人間の脚に変化した。そしてロミアはおぼつかない足取りでキナイ・ユキの墓のもとへと歩き出す。
海に戻る途中、つまづくロミアを思わず助けるキナイ。
吐きそう。
これで良かったんか……?
俺の選択これで良かったんか……?
仲間も全員意気消沈。誰も主人公の決断を責めないから自問自答しかできねぇ……
キナイはロミアの姿を見て思い出したものがあるそうで、過去ユキが住んでいた廃屋に行くことに。
空き家に残されていたのは、キナイ・ユキが描いた美しい人魚の絵だった。
絵上手すぎだろ……にしてもここまで本人そっくりに描けるってことは、どれだけ脳裏に焼き付いてたんだっていう話だよな……
絵の裏には、キナイ・ユキの手紙が残されていた。
手紙はユキからロミアへと宛てられたものだった。そこにはユキがロミアを想い続け、そして諦めるまでの日々について綴られていた。
ユキが村を追われて数年後、村長とダナトラの夫が嵐で死んだこと。数日後、しじまヶ浜の崖の上に赤子を抱いて立つダナトラがいたこと。ダナトラは身を投げ、ユキは赤子しか助けることができなかったこと。
赤子を抱きながら、ロミアのことを思い起こすユキ。
ユキの手を握るロミア。
しかし今ユキの指を握るのは、ダナトラの遺した赤子だった。
ごめんもうプレイ中どころかプレイ日記書いてる今ですら涙出てる。
人魚の呪いの話は、自分のような愚かな男が二度と現れぬよう戒めとして後世に残したそうだ(だからダナトラの娘であるあのお婆ちゃんが克明な紙芝居を描けたのだろう)。
キナイは今までの非礼を主人公に詫び、ロミアと会わせてくれたことへの感謝を述べた。これにてナギムナー村と人魚にまつわる騒動は終わりを迎える。
そうかなぁ……
ダナトラが死んだ時点でもう2人が幸せになる道は残ってなかったのかもしれないけど、だったらロミアだけでも生かす道を取ればよかった……真実を伝えた方がスッキリするとか、嘘ついて切り抜けた後で知らない間に真実を知って死んでたりしたらやだなとか、なんか主人公目線の選択をしてしまった気が……
うわ~~~~~~めちゃくちゃ凹む……
今を生きるキナイまで人魚に心囚われちゃってないか……?
なんかもうめちゃくちゃ後悔してる……あれ嘘分岐とかじゃないよなぁ、あんだけ仲間で意見分けてるんだし絶対展開変わるよなぁ……
とりあえず次回は白の入り江に向かう所から。マジでウキウキでイカ漁してた頃のテンション返してほしい……
主人公:Lv24 カミュ:Lv24 ベロニカ:Lv24 セーニャ:Lv23 シルビア:Lv23 ロウ:Lv25 マルティナ:Lv25
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